お雑煮のブログ

ほぼ偏見

ルノアールと「6」

ルノアールに来ている。

 

 

予定と予定の合間大体2時間くらいあるこの暇な時間をどう過ごすか?これが最近の課題だ。(もっとやらなきゃいけない課題が本当はある)いつも考えて、カレー屋に行ったりCDショップに行ったり、楽器屋に行き今の僕じゃ到底弾けもしなければ買うことも出来ない金額の楽器を見ては「弾けるようになりてぇ!」と思ったり。色々なことを試しながら結局、食べ物を食べた方がいろいろ忘れられるし、落ち着ける。そう思って今日はルノアールに来ている。

 

 

ルノアールとは僕の中で「上品な喫茶店」というイメージがある。まさにその通りだった。店内は比較的静かで店員さんの接客も丁寧だ。メニューを開けば丁寧に記された上品な値段設定のものがずらり。流石に高校生のお財布には厳しいところがある。

 

 

チェーン展開しているのものの近所には無かった為、入れただけでテンションが上がっていた。禁煙か喫煙どちらの席にするか聞かれ「禁煙で」と答えると店員さんが「赤い絨毯のお席禁煙となっていますのでお好きなお席お座りください」と言った。その時僕は心の中で「なんて分かりやすいんだ!!!!!!!!」と、このシステムに感服していた。

 

 

ソファに座っても考えることは暗い悩みばかり。考えても声に出しても、変わることや今より良くなる見込みが無い悩み。ぐるぐると頭の中を駆け巡る。この前カウンセリングをする機会があったのだが、僕は先生に「悩みすぎ」と言われた。そんなことは知っている。大いに知っている。僕が一番知っている!

 

 

先生は今の僕の現状を数字で例え「6」と言った。先生曰く10が最高ラインでそれに精神状況が達すると倒れて動けなくなるらしい。僕はいっそのこと倒れて動けなくなってやろうかなとか考えていた。そしたら「全てわかる」気がしたからだ。

 

 

先生との話は進み最終的に「夏休みにやりたいことリスト」先生からの指示で書き出すことが次回のカウンセリングまでの宿題になった。

 

しかしもっと辛いのはこの後だった。カウンセリングが終わったその直後。あえて抽象的にしているがドカンとでかい不安と深い絶望がいきなりやってきて、その日中学以来久々に本気で「死のう」と思った。呼吸ができなくなり、震えが止まらなかった。思い出したくも無いのにこのように文章として打っているのは、いつか見返した時に「この時よりはマシだな」と思えたら最高。という未来の自分の自己肯定感を高める可能性があるからこうして絶望しながら打っている。

 

 

そんな死にたい死にたいループからは今も抜け出せてはいない。頭の中には常に新しい悩みがポツリポツリと芽を出し、考え込むという水をやってやがて大きな悩みとなり僕を苦しめる。

 

 

そんなことを考えていたら頼んでいたアイスココアが来た。グラスを自分のほうに寄せ、ストローに口を付ける。僕は驚いた。とうとうアイスココアを飲んでいる時ですら悩み事をしているということを!

もしかしたら「7」くらいまでいっているのではないだろうか?先生、今僕はどの辺ですか?(知るか)

 

 

でもこの前書いた「夏休みにやりたいことリスト」にふと目を向けると割と沢山書いていた。